C3 プルリエル シトロエン 中古車選びコツ シンデレラにお勧め? かぼちゃの馬車の選び方

アナ雪ではないですが、シンデレラ姫のような女性にぴったりのクルマです。
デビューは2003年春のジュネーブショー。
もう11年も前のクルマになるのですね。
マニアックな中古車選びとして、おいしい時期です。
しかしプルリエルは今でもその成り立ちは斬新です。
5種の着替えが出来るのは、世界中を探してもこのクルマのボディだけですね。
1、電動キャンバストップを閉じた「サルーン」
2、これを開けると(開き具合はダイヤルスイッチで6段階に調節可能)「パノラミックサルーン」
3、リアウインドーと屋根を畳んでリアに収納する「カブリオレ」
4、Aピラー以降のサイドアーチまで取り外した「スパイダー」
5、リアシートを折り畳んで「スパイダーピックアップ」
の5種です。
ちなみにプルリエルとは、フランス語で「複数」の意味です。
キャンバストップは電動ですが、重いピラーを外す作業は女性には少しコツがいりますね。
でもそんな時は、迷わず男性に手伝ってもらいましょう!
貴方がシンデレラなら男性は喜んで手伝ってくれるます。
サイズは全長3935×全幅1710×全高1560mm、ホイールベースは2460mmです。
スタイルは「かぼちゃの馬車」っぽいですね。
オレンジのカラーだとハロウィンの時期などコスプレにはぴったりのクルマです(笑)。
まあ元々シトロエンには2CVというさらにな先輩が居るのですが。

内装のシックなグレーのカラーもいいですね。
シートはフランス車らしくとてもソフトでサイズもたっぷりとしています。
このシートだけで豊かな気持ちになれます。
深みのあるワインを飲んだ時のように・・
トップを開けて夜に星空を見ながらこのクルマでドライブなんてロマンチックですね。
エンジンはL4,1.6、110馬力です。
ここもフランス車らしく軽快なフィールが特徴です。
乾いた”シャーン”という心地いい排気音と共に軽いボディをスムーズに走らせます。

ミッションはセンソドライブという5速セミオートマチックです。
トルコンから乗り換えると最初はコツがいりますが、慣れると楽しいしフルオートマチックのモードもあるので簡単です。
自動クラッチのマニュアルで変速時には僅かなタイムラグがありますが、慣れればアクセルコントロールでスムーズに走らせる事が出来ます。マニアにはそんな小技も光悦の対象です。


そして、なんといっても乗り心地はシトロエンのハイライトですね!
これはハイドロでは無く普通の金属サスですが、なんということでしょう!
コーナーではしっかりとボディを支えるのにショックは軽く、
路面の不整を”コンコン”と狐のように乗り越えます。
タイヤは185/65と少し太めですが、それが気にならないぐらいに洗練された乗り心地です。
こんなに乗り心地のいいクルマはこの時代のこのクラスの中古車にはなかなかありません。
ボディもオープンの割にとてもしっかりとしていて信頼に足る出来です。
このボディと足でコーナーでも全く不安が無いのはこの車高にしては見事としか言いようがありません
山道を走っても楽しいです。
がぼちゃのくせに!
ホント不思議なクルマです!
中古車選びの楽しさを感じられる1台です!

C3プルリエルの選び方
相場:タマ数少ないですが2005年ならもう50万ぐらいからあるのですね!
コツは気に入った色を見つけた時が乗り換え時期かもしれません!魅力的です^^